最強の1時間足シンプル手法と移動平均線の組み合わせ

FX取引で１時間足メインの手法に悩んでいますか？

この記事で紹介する１時間足メインの手法はとてもシンプルで誰でも簡単に実践できます。

５分足や１５分足でスキャルピングやっていた頃、全く勝てていなかった時に１時間足にメインを切り替えたタイミングで
初めてローソク足のプライスアクションの大切さを知りました。

この記事では１時間足でのシンプルな手法を紹介するとともにエントリー時に大切な

「プライスアクション」についても解説していきます。

この記事を読み終えたらライン際でプライスアクションの有効性。ローソク足から読み解くトレーダーの心理。シンプルな手法を知り。FX取引での勝率をグッと上げることに成功します。

1時間足だけで勝てるのか？「余裕で勝てる」

「１時間足だけでも十分勝てます」

そのためには「流れ」を把握しておくことと、大局を必ず意識しておくことが重要になります。

大きな流れを必ず把握しておくことが、機関投資家やヘッジファンドと同じ方向にエントリーポジションを持つための最初の１歩です

スキャルピングするにもデイトレードするにも必ず意識される１時間足をメインに考えることは素晴らしい着眼点ですが、流れと時間のサイクルを理解しておくことが重要になります。

何故なら価格をわざと釣り上げたり、大量のストップ注文を材料にする機関投資家が存在するためです。

しかしこれらの機関投資家と呼ばれる大口たちも大きな流れには逆らう事は基本せず

その大きな波の中で仕掛けてくるからです。

１時間足をメインにトレードするにしてもこの思考は最低限持っておかなくては、トレードで負けた時に納得できずいつまでも負けた理由を探そうとしてしまうでしょう。

１時間足チャート上でトレード戦略を練るための必要なindicatorは移動平均線だけで後は「レジスタンス」「サポート」「トレンド」ライン際での「プライスアクション」

これらでトレードしていく事になります。

1時間足を使うことで得られるメリット（デメリット）

大きな時間足ほどテクニカルが機能しやすいということをご存じでしょうか？

１分足や５分足、小さな足ほど騙しのような事が頻繁に起こります。

何故かというとpipsの変動値が大きく関わっているからです。

大きな時間足程１つの足に内包されている時間とpipsが大きいので突発的に大きな企業などの資金移動での起こる相場の変動も内包してしまえるからです。

これを小さな時間足で見てしまっていると企業などの資金移動や決算で相場が大きく動いているように見えるので

テクニカル的にもよくわからない動きになってしまいがちです。

その点１時間足や４時間足、特に日足週足などはよっぽど大きな資金の動きがない限り、相場の状況に影響はありません。

なのでテクニカル分析通りに基本動いていくことが多いのです。

大きな時間足ほど指標などの大きな金融政策で大きな時間足は流れを決めます。

１度決まった流れはその後テクニカル通りに動き、再度大きな指標などがない限り流れの方向にテクニカルが機能していきます。

このように１時間足をメインにすることによってテクニカルトレーダーは勝ちやすくなると言えます。

1時間足シンプル手法には欠かせないローソク足のプライスアクション

ローソク足のプライスアクションには「酒田五法」が有名です。

しかし全て覚える必要は全くなく、いくつかライン際で良く出現するローソク足のプライスアクションだけ覚えてしまいましょう。

包み足

１本目の安値を２本目実体で更新していなければいけません。

本来包み足は「株取引」で使われていたローソク足パターンです。

１本目の終値を次の足が始値ごと内包することはFXではまずないです。

株式市場はFX市場と違って、開いている時間が決まっているため日をまたいだタイミングで価格が飛ぶことがあります。

実体が内包していなくても大事なのは１本目が陽線だった場合しっかりと次の足で安値を実体で更新していることが重要です。

はらみ足

包み足の逆パターンが「はらみ足」です。

２本目のローソク足が１本目に包まれていることから、それまでの勢いが収まり転換示唆になります。

しかしこの形だけでは転換するとは断定できないので、３本目のローソク足やインジケーターを併用することをお勧めします

マスターキャンドル

はらみ足はそれまでの勢いが弱まったことを示唆する足パターンだったが

マスターキャンドルは１本目のローソク足の中で４本以上のローソク足が内包されていることからわかるように

「揉み合い」状態になっているということが分かる

仕掛けとして１本目の高値or安値ブレイクでエントリーしていく

リバース・マスターキャンドル

プライスアクションの中では１番信頼できるパターンです。

４本のローソク足を全て包み込むほどの勢いのあるローソク足なので、流れの優劣がほぼ決まったといってもいい

プライスアクションです。

狙っている方向にこのパターンが出現したら迷わずエントリーできます。

1時間足シンプル手法「移動平均線は期間２０,８０を表示」

１時間足に表示するのは移動平均線期間（２０,８０）

８０は４時間足の移動平均線２０になる

４時間足の移動平均線の上下どちらに価格がいるのかを見ること

１時間足移動平均線は傾きが重要になる

移動平均線はほとんどのトレーダーがチャートに表示していることから、移動平均線を意識したテクニカル手法は機能しやすいというメリットがあります。

その中でも期間２０や２１は最も一般的です。

一般的だからこそ使っている人が多く存在し同じ移動平均線を意識しているのです。

ボリンジャーバンドも人気が高いインジケーターの１つです。中央線は移動平均線２０とほぼ同じ動きをしています。

ボリンジャーバンドを表示している人も中央線を意識しているので、同じ動きの移動平均線２０が見られていることと同義になります。

 移動平均線最強設定とダウ理論の５波を狙った手法はこちら

1時間足エントリーポイント「プライスアクションからトレーダー心理を読み解く」

ローソク足にはプライスアクションでのパターンがあることは理解できたと思います。

しかし勿論ローソク足のパターンが機能しない場面はたくさんあり、それだけではエントリーポイントにはなり得ません。

本来機能するはずだった方向とは逆に動いた場面を発見し、そこをレジサポラインとしてラインを引きます。

プライスアクションとは「逆に動いた」場面

青で囲っている部分、４本の小さな陽線を１本の強い陰線が内包しています。

この時のプライスアクションを見たトレーダーの（下位の）心理といて「売り」で入りたい筈です。

何よりも４本の陽線を一気に１本の陰線で覆すほどの売り圧力が始まったことが確定しているのですから「リバースマスターキャンドル」

１時間足よりも下位のトレーダーは売りで入っていることが多いはずです。

その後、もっと強い「買いの勢力と」「売りの損切り」で価格が一気に上昇しています。

この時「売りエントリー」したトレーダーはどこでエントリーポジションを持ったかを考えてみます。

エントリーポイントで売りポジションを持った多数のトレーダーは損切り位置で損切りされ
（売りの損切りは買いと同義）
一気に価格が上昇しました。

しかし一部のトレーダーはまだ保有しており出来れば建値に戻ってきたら建値決済で±０で終わりたいと考えます。

なのでエントリーポイントにラインを引きます。

このショートエントリーしたポイントにラインを引き、このラインにタッチした後のプライスアクションでエントリーを決めます。

移動平均線４０よりも価格が上であり「ゴールデンクロスしている」

移動平均線２０が上向きになっている

このことからも狙うべきは「買い」だという事になるわけです。

売りの建値決済の位置までは大きな陰線で一気に到着しています。

ここで売りの建値決済があり陽線が出現しています。

その後そのまま大きな陰線をじわじわと陽線で全て否定するプライスアクションを見せたので

大陰線を完全に実体で抜いた陽線でエントリーになります。

１時間足エントリータイミング。ローソク足からトレーダーの動きを読む

上記にあるローソク足のプライスアクションは名前がない

しかしローソク足の動きからトレーダーたちがどこでエントリーしてその後どういった経緯だと利確or損切りするのかを考えることが最もプライスアクションで重要な要素だ。

上記のエントリーすることになったこの場面

このプライスアクションに名前はない、強いて言えば酒田五法の「黒三兵」なのだが（連続した３本の陽線）

この黒三兵が機能するプロセスが重要だ。

大きく下落した陰線があることで考えていけばいい。

では何故大きく下落したのかも考えていく。チャートを１５分チャートに落とすとわかりやすくなる

トレーダーの動きをプライスアクションから読むにはシンプルに考えていけばよい

１５分足チャートの画像を見ればわかる通り

• トリプルボトムのネックライン割れで買いの利確と新規売りで下がった（１時間足大陰線）
• 戻り売り場面もなくジワジワ上昇し新規売りの利確位置が定まらない（黒三兵）
• 新規売りの損切りが溜っているのはトリプルボトムの上

こうして１時間足のプライスアクションを下位に落としてみてみると中身がはっきりしてくる。

この後、移動平均線の流れも合って上昇していったのは納得できるプライスアクションだったというわけだ。

1時間足シンプル手法を作る方法

シンプルな手法を作ることは簡単だ。

しかしその簡単な手法でプロフィットが＋にならなければ意味がない

シンプルな手法で大事なことは過去検証の多さだ。

１０回、２０回検証したところで何も意味がない。最低１０００回はやるぐらいの本気度がないならFXはやめたほうがいい

特にプライスアクションを絡めた手法はEA化もできないので地道に過去検証ソフトで練習するしかない。

商品名	利用料	利用形式
Forex Tester5	有料	PCソフト
MT4裁量トレード練習君プレミアム	有料	PCソフト
Think Trader	無料	ブラウザ
FX Blue Trading Simulator V3 for MT4	無料	PCソフト
ReviewCandleChart for MT4	有料

いくつか過去検証ソフトを紹介しているので自分が使いたいと思ったソフトでシンプルな手法を検証して下さい。

最強の1時間足シンプル手法と移動平均線の組み合わせ【まとめ】