スキャルピングは15分足が最適？１分足や５分足は無理？

スキャルピングトレードをするにあたりどの時間足を軸にシナリオ構築したらよいのか悩む方も多くいます。

１５分足が最も適していると言われる時間足ですが、実際どうして適しているのかを理解しトレードすることが重要です。

ここではスキャルピングに適した時間足の解説をしていきます。

１５分足と１分足でどちらがスキャルピングに向いているのか

１５分足と１分足ではスキャルピングどちらが向いているのかと思う人も多い

それぞれの良い点と悪い点を把握し自分に合うほうを選ぶことが重要になってくる

1分足

15分足

この事実を見ると1分足でスキャルピングすることは現実的ではないと思いがちですが

1分足秒スキャトレードで毎日１００回トレードする専業もいます。

トレードの難易度は週足から順番に難しくなっていく事が多いですが

特に1分足では感覚的に機械的にトレードを積み重ねていき毎日プラスを出す作業なのでセンスが必要です。

15分足では狙える幅もそこそこあり、さらには一定のパターンやプライスアクションも有効になってくるので

スキャルピングやデイトレードでは15分足使用で勝てるようになったという方も多いようです。

1分足をメインにスキャルピングトレードをすることは常人にはあまりお勧めしませんが

1分足だけでも勝てる可能性ある手法はありますので試してみて自分に合っていれば1分足メインでもトレードを考えていいかもしれません。

そもそも15分足をスキャルピングに使用する前提には2通りの考えがあり

15分足でエントリータイミングを図るのか

15分足は環境認識に使用するのかで全くスキャルピングの性質が変わってきます。

15分足でエントリータイミングを図る場合、上位足である1時間足も見ているか

15分足だけでトレードを行うのかになります。

逆に15分足チャートを環境認識として使用する場合ではエントリータイミングは1分足で取ることになるでしょう。

15分足を使用したスキャルピングでも基準や手法によって

「ポジション保有時間」「値幅」「トレード回数」が変わります。

自分の生活スタイルに合ったトレード環境を選択する必要があります。

※環境認識※エントリータイミング

トレード環境	ポジション保有時間	値幅（ドル円）	トレード回数（日）
１ｈ 15m	1時間～4時間	３０pips以上	1～2回
15m 1m	15分～1時間	１０pips前後	3～5回
15m 15m	5分～30分	5pips前後	１０回前後

スキャルピングトレードを確立する場合１５分足は手法やトレーダースタイルが違っていても

全てにおいて意識されやすい時間足なので

１５分足はスキャルピングトレードで最も適している時間足だと言える。

10pipsほどの値幅を狙う手法であれば１５分足は必ず意識してトレードしたほうが良いだろう

５分足と１５分足ではどっちでスキャルピングするべきか

１分足ではセンスが必要でノイズも多く難しいと感じるトレーダーが次に模索する「足」として

５分足が挙げられます。

しかしチャートを毎日見ているとわかる事ですが５分足は１５分足の流れの中で形成していきます。

１５分足は１時間足、１時間足は４時間足

当たり前のことですが下位足は上位足に内包されています。

FXではフラクタル構造で構成されていることが多く上位足の形や流れには基本的に下位足は逆らえないので

５分足ではなく１５分足の方がどちらかというとスキャルピングやデイトレードでは重要視されています。

流れの初動は最下位足である１分足から始まり５分足１５分足、、と続きますが

基本的にFXトレードを毎日こなすのであれば、初動を捉えるのではなく

流れについていく分析が必要です。

初動を捉えるトレードは誰しも望むことですが、現実的ではないトレードです。

スキャルピングは疲れますがメチャクチャ稼げるので、自分に合う手法やシナリオ構築、トレードルールなどをしかっりと模索しましょう

１５分足環境認識の１分足でスキャルピングトレード

お勧めしていない１分足スキャルピングですが、中にはセンスあるトレーダーが秒スキャとして使用しており

１日に１００回以上取引している方なんかもいます。

通常では取引手数料などでマイナスになるようなとこを、手数料無料でスプレッドも０な業者を使用し稼いでいます。

しかしそもそも秒スキャでコツコツと利益を積み上げていくことは難しく殆どのトレーダーが１分足スキャルピングを止めていきます。

１分足スキャルピングでトレードをするにしても１５分足などの時間軸を参考に相場の波がどこに向かっているのかを読み解きながら

下位足である１分足でコツコツと秒スキャしていく事が成功の秘訣です。

スキャルピングする最適な環境

スキャルピングをするからにはどうしても取引手数料やスプレッドが邪魔になります。

仕方のない事ですが、1pipsを積み重ねる秒スキャなどは致命的なまでに利益に直結してしまいます。

なるべくトレード手数料やスプレッドは０に近いに越したことはありません。

しかし条件が良すぎる業者も怪しいものです。

いわゆるノミ行為を行う業者がFX業者特に国内では多いのです。

老舗の信頼できるFX業者を選択しておけばノミ行為自体は基本的に避けられます。（レート操作もされます）

最近ではサブスク型のFX業者【ThinkMarkets（シンクマーケッツ）】も登場しており、ドル円やユーロドルでの取引であれば手数料０スプレッド０で取引が出来るので１～５pipsを積み重ねる秒速スキャルピングにはとても魅力的なサービスです。

スキャルピング１５分足まとめ

FXトレードでは「環境認識用の足」「エントリータイミングする足」が変わることで１日のトレード回数や

狙う値幅が大きく変わることになる

トレード回数や狙う値幅の目標を変えたとしても、スキャルピングでは意識される時間足は１５分足が最も多く

１５分足は必ずスキャルピングする場合に使用すべき時間足になっている