FXスキャルピングしか勝てない理論上負けない手法
FXスキャルピングしか勝てないトレーダーは多く存在します
長期間ポジションを持つことはそれだけ長くリスクを背負っている状態だという事になり、精神的に不安定になるからです。
さらに私自身もそうだったのですが長期期間からのテクニカル分析でこれから相場がどのように形成していくのかを予測し結果が出るまでに数日、数週間かかり「そんなに待てない」という気持ちが前提にありました
しかしFXトレードは「待つことがトレードの大半」と言われるほど待つことが最も重要であり理解もしています
この「待つ」というのはエントリー根拠が出来上がるまで「待つ」ということだとも理解しています
長期期間でのテクニカル分析で相場が予想通り動いたり動かなかったり、この長期間「結果」を待っている間に
スキャルピングであれば何度も検証する機会がありトレード機会が多い分「勝てる手法」なのか「負ける手法」なのかが早く結果が出るため
自然とスキャルピングトレードに対して深堀するトレーダーが多くなります
私は短期相場を主にトレードしている「ヘッジファンド」「機関投資家」の行動を分析したスキャルピングで稼げるようになりました。
- FXスキャルピングしか勝てないと判断したトレーダーはどんな理由でスキャルピングで戦うことを選んだのか?
- FXスキャルピングでは勝てないと判断したトレーダーの理由はなんだろうか?
- FXは理論上負けないやり方は存在するのか?(します)
FXスキャルピングしか勝てないトレーダーが存在する理由
FXスキャルピングしか勝てない理由①【保有時間が短いため】
トレードする時間足が小さいと自ずと利確pipsや損切りpipsが少ないため、ポジションを持ってから割りと直ぐに決済ラインまで到達します。
保有時間が短いことからスキャルピングにとって有利な点は
ファンダメンタルズ分析が必要ないことが大きな要因の1つに挙げられます。
(経済的な指標発表など基礎的な要因をもとに分析すること)
経済指標の発表で価格は大きく動きます。しかしスキャルピングトレーダーは保有時間が短いのでこの指標発表で左右されることから回避できます。
デイトレーダーなどは指標が織り込み済みなことを予想しながらテクニカル分析していくのに比べ、スキャルピングトレーダーはノータッチで回避できることが有利な点です。
スキャルピングトレーダーは長期的な市場の動きを予測する必要がないので、テクニカル分析だけで取引していけることも強みです。
デイトレーダーなどはどうしても大きな取引を仕掛けてくる機関(銀行だったり)の価格操作に巻き込まれてしまいます。(保有時間が数時間以上)
スキャルピングは文字通りサクッと皮を剥がすほどの薄い利益だけを追い求めていくので(10~30pips)、大きな変動に巻き込まれることが少ないです。
巻き込まれたとしても損失幅も小さいため大きく資金を減らすことがありません。
大きく資金を減らさない事から心理的な負担も少なく、根拠ある手法であれば勝ち越せるので少し負けたとしても定期的に勝てることから
負けて焦ることも無く、淡々とトレードを繰り返すことが出来ます。
スキャルピングでも短期相場を支配している機関投資家(大口)がいる。私自身はこの存在を利用したスキャルピングをしているぞ
FXスキャルピングしか勝てない理由②【日本人の生活スタイルに合っているため】
FX取引が最も活発に行われるのはヨーロッパ~ニューヨーク時間の間です。(16時~2時)
取引量が多くなるという事は市場参加者が増えているという事なので、為替相場が動く幅が大きくスキャルピングに向いている時間と言えます。
そのため我々日本人が昼の仕事を終えて、少しの間FXトレードをする時間あり尚且つその時間帯がスキャルピングに向いている時間のため
生活スタイルを崩すことなくFXトレードに向き合えます。
取引が活発という事はそれだけ資金が潤沢な大口が仕掛けてくるってことだな
FXスキャルピングしか勝てない理由③【1通貨ペアの絞ったテクニカル分析だけで良い】
FX取引には【相関関係】【逆相関関係】といった似たような動きをする通貨ペアというものが存在します。
このため1つの通貨ペアだけを見て取引していると、売りで入ったポジションが相関あるいは逆相関である通貨に引っ張られてポジションとは逆に動くことがあったりします。
しかしスキャルピングではポジションの保有時間が短いことから1つの通貨ペアだけのテクニカル分析のみで目標の位置まで到達する確率が高いため
相関、逆相関である通貨ペアのテクニカル分析をする必要があまりなく1つの通貨ペアに絞って分析できることがメリットです。
よくポンド円トレーダーだったりドル円トレーダーだったり、あるいはポンドオージーのショートのみというトレーダーがいたりするのはこの為です。
FXスキャルピングしか勝てない理由④【高い勝率が期待できるため複利運用で資金の増え方が速い】
しっかりした根拠あるテクニカル分析さえできる技能があるならば、高い勝率が可能です。
自動売買や特定のインジケーターのみの動きだけで繰り返し行うトレードでは良くて勝率55%です。
しかし裁量スキャルピングであれば高勝率も実現可能で、なおかつ取引回数も多いので複利運用で資金が爆発的に増えていきます。
注意したいのが、複利で1回の取引量(lot)が際限なく上がっていくことです。
複利運用なのでlotが上がっていくことは当たり前なのですが、lotが上がれば1回の獲得利益も損失額も相対的に上がっていきます。
このためlotを上げすぎて気持ちが追い付かず常にハラハラしながらしながらFXトレードをするようになってはいずれ破産が訪れます。
ある程度資金が増えた段階でlotと自分の感情に向き合うことが必要です。
FXスキャルピングで理論上負けない手法
FXで理論上負けない取引のやり方はあるのだろうか?
結論からいってしまうと「ある」だ
方法は簡単で損切りしないことになる。膨大な資金があれば適正ロットで100円動いてもゼロカットされないポジションであれば指値注文だけだして寝ておけばいい
これをスキャル的に行うのであれば10pips感覚に両建てし、+10pipsの位置に利確する指値を配置。
さらにこれが利確されればさらに両建てされるEAを放置しておけば通貨が紙同然の価値にならない限りちょこちょこ稼いでくれるだろう。
両建てした損失を出しているポジションもいずれ利確される。それまで塩漬けになるだけだ。
しかしいくつかの問題はある。
- 最大ポジション数が決まっていること
- 膨大な資金が必要なこと
①は複数のFX業者を使えばカバーできるが、②はそもそも膨大な資金がある時点でFX取引何てやらない
FXで理論上負けない手法は存在しているが、まったくもって現実的じゃない。
じゃあテクニカル的に理論上負けない手法ってないんでしょうか?
そうだな。しかしFXで100%を目指す愚者はさすがにいない。みんな安定して資金を増やす手法を模索しているってことだな
FXで稼げていない全てのトレーダーが基本的に目の前にあるチャートしか見ていません
自分自身を含めてチャートの向こう側にいるトレーダーを意識することが重要になります
FXで理論上100%負けない手法などありませんが理論上100%資金を増やしていける戦略はあります
ポジションを持つさいに貴方はいくつの根拠をもってトレードに臨んでいますか?
しかもそれはチャート形状だけから組立てた根拠ではないですか?
根拠には多角的観点から組立てることが必要です。
- 短期相場を支配する大口の仕掛けやトレードルーティーン
- 時間
- チャート形状
ポジションを取る時にはこの3つそれぞれから根拠を同時に見出すことが必要です。
これらを意識しトレードをすることによってリスクリワード・勝率などは劇的に改善され
エントリーから決済まで全てに意味を持って取引できるようになります。
自分はトレードRXを学ぶ前はチャートパターンばかり気にしていたし、そもそも大口の仕掛けやトレードなんて意識したことも無かった
FXで絶対的な基準を作ることは正しいが、数値やチャート形状・インジケーターから絶対的基準は作るべきではないな。
FXスキャルピングはすぐ検証でき結果も最短に出る
今では使用していないがindicatorを使った手法を解説するぞ。
試したいindicatorでのトレードルールを組んだ時に短期間でのテクニカル分析であるスキャルピングであれば
すぐに結果に反映されることもスキャルピングが選ばれる理由の1つだという事は誰しも理解できたかと思います
このサイトだけのオリジナルインジケーターも試す時はスキャルピングから試していき、徐々に時間足を大きくし検証の幅を広げていきました
Acmeindicatorは通貨が動き出す初動を捉えるindicatorです
このインジケーターがシグナルを発生した時を「N字」の1番目と仮定した手法を検証していた時の手法を公開します
ローソク足が水色に変わっている足がシグナル足です。シグナル足が出現し一定以上上昇していることが「N字」1っ派目の条件とします
この後の動きは
1を基準に2が押して「買い」3で利益を出す
このトレードルールでエントリーしていく事になります
押し目の場所はシグナル足の「終値」です。そこで買いエントリーを仕掛けます
損切り位置はシグナル足の安値を実体で抜けられたらです
「N字」の1波目が重要なので相関であるクロス円が相関で動いていることも確認すると「N字」1波目の精度が上がります
この時通貨ペアはドル円で「JPY」のシグナルが発生していたのでクロス円の相関を確認します
もし「USD」でのシグナルであったならばドルストレートの相関を確認することになります
この時のクロス円の動きが相関であるか調べます
「EURJPY,」「GBPJPY,」「AUDJPY」でもシグナル足が出現してからの動きが相関していることが分かります
ここまで条件が揃い「N時の1波目」と仮定し、あとは4通貨ペアで押し目買いを仕掛けても良いし
最も強い通貨この時は「USD」でしたのでUSDJPYでだけ押し目買いを仕掛けます
このようにスキャルピングであればすぐに検証を重ねることが出来
何十回と同じ条件でトレードを深めることが早くできます
FXスキャルピングは便利なシグナルツールがない場合、全て目視し続けなければいけないのでチャート画面から離れられず大変になります
ポジションを持ったら持ったで短期間なテクニカル分析な分、テクニカル分析を失敗していればすぐに損失を確定させてしまうため精神的に疲れます
それでもFXスキャルピングはメチャクチャ疲れる代わりに勝てるルールさえ出来上がればメチャクチャ資金効率が良いのも事実です
FXスキャルピングしか勝てないトレーダーは狂ってる
「FXはスキャルピングしか勝てない」この考えに行き着いた方は性格的に長くポジションを保有できなかったり
あるいは経済指標などで大きく資金を溶かしてしまったり
こういった何らかの原因がありスキャルピングしか勝機を見いだせないと判断したトレーダーたちです。
「FXスキャルピングしか勝てない」
これはあくまで個人指標による判断であり、全体的な総意ではありません。
スイングでもデイでもスキャでも、どのやり方でも勝てる人もいれば
スイングでしか勝てないという判断をしたトレーダーもいます。
どちらかというとFXはスイングの方がテクニカル的に正しいトレードが出来ると言われています。
有名な「ダウ理論」や「サイクル理論」「エリオット波動論」これらはあくまで大きな時間軸を前提に作られているためです。
FXはスキャルピングしか勝てないと判断したトレーダーは性格的に短期で我慢強くないトレーダーであり、早く利益を積み重ねていきたいと感じてしまう凡人か
狂ったようにエントリー、決済。を坦々とこなす天才です。
機械的に取引できるEAなどが流行っていますが、インジケーターだけの条件手法なので勝ち続けることは不可能です。
私自身が辿り着いたスキャルピングの正解は短期相場を支配している大口がどこで・いつ仕掛けてくるのかを時間とチャート形状から読み解く手法です。
興味がある方はサポートが出来ない代わりに格安でコンテンツ講座を見ることが出来るようになっています。
FX取引で「相場の本質」を理解して、都度ポジションを持てるトレーダーであり尚且つ数字の上下(資金)に左右されないトレーダーが
FXスキャルピングしか勝てないと判断した場合、劇的な結果を残します。
FXスキャルピングで自動売買は勝ち続けられない
よく色んな情報サイトで自動売買を見ますが、絶対にお勧めできません。
「勝率90%を出せる自動売買」という謳い文句で紹介されていたりしますが、
一定区間での勝率だけであれば自動売買でも可能性として出せる勝率です。
1年間通してプラスで終われる自動売買はかなり優秀なほうで、実際には3か月も使用すれば大体の人は使用することをやめてしまいます。
リペイントで勝率をごまかしているツールなどもあります。
常に通用する手法は相場の状況で変わります。一時は勝てていた手法も通用しなくなる時が必ず来ます。
それをわかっていれば自動売買に逃げることはないでしょうが、「勝率90%」は魅力的です。
少し考えればわかる事ですが、「勝率80~90%」の自動売買が本当にあるならば世間を彷彿させるほどの話題になりますし、国民全員お金持ちです。
自分で組み立てた手法を自動売買にするといったことは良いと思いますが、人に勧められた自動売買はやめておくことをお勧めします。
実際に自分で考えて作った手法は恐らくEA化できないんじゃないでしょうか。
インジケーターの数値だけで作る手法は別ですが実際にはトレーダーの動きを予測する組み立てをしているため自動売買へのプログラム化は難しいからです。
FXスキャルピングで【勝てないと感じる】トレーダーの理由
①取引手数料が嵩む
取引回数が多いためFX取引1回にかかる手数料が嵩むことによって、スキャルピングは不利だと感じてしまうトレーダーもいます。
海外業者では固定手数料かスプレッド
国内業者ではスプレっド
仮にスキャルピングで1万通貨取引を行うと海外業者で支払う取引手数料はドル円の場合、おおよそ150円
1回の利確pipsが5pipsの場合で100pips得るまでに最短でも20回取引する必要がある
100pips到達までに掛かった手数料は3000円という事になる
1万通貨で100pips抜いた場合の利益1万円分の3割手数料なので純利益は7000円しかない。
これは20回取引して全勝した時の話なので、途中負けたりすることを考えたら手数料分マイナスになることも良くある。
こういったことからスキャルピングを避けているトレーダーも多い。
国内業者が1番スプレッドも狭くスキャルピングに向いていますが、レバレッジやその他の要因で海外業者を使う方も多くいます。
海外業者で1番スキャルピングに向いているのはXMの極み口座になります。
②高い集中力と判断力が必要
デイトレードやスイングトレードとは違いスキャルピングは1度ポジションを取ってからもチャートを見続ける必要があります。
そのため高い集中力と判断力が継続し続けているこの状態はフラットに相場を見れなくなる可能性が高まります。
一瞬の判断ミスが損失に直結するため1度ミスをすると取り返すことに必死になり悪循環を招きます。
何よりも「疲れる」ことが1番キツイことだと思います。
疲れるだけ疲れて資金が減るなんて考えただけでも、スキャルピングを避けたいと思ってしまうトレーダーが多いです。
③突発的に起こる大きな取引に巻き込まれる
スキャルピングは短い時間足で取引を行うのでどうしても大きな時間足を疎かにしてしまいます。
大きな時間足で意識される(注文が多く入ってくる)であろうポイントを見逃し、安易にポジションを持ってしまえば大きく上下に揺さぶられる結果が高いです。
指標発表などの時間が発表されているものであれば避けることも容易ですが、テクニカル分析で上位時間足を把握しておくことは難しいと感じてしまいます。
上位時間足の意識されるポイントを確認する方法としてはダウ理論でのテクニカル分析だったり、チャートパターン形成だったり、くそポジチェッカー(OANDAオーダーブック)などで注文の多く集まっている場所を見てみることも有効です。
④損失を許容できないプロスペクト理論
明確にストップ位置を決めていてもいざ損切りされそうといった場面になると、ストップ位置を「ズラし」損切りされることを回避した経験は誰しもあるかと思います。
これは心理的なもので、人は損失を許容できないといった心の働きがある為です。
FXをやっているとプロスペクト理論といった言葉を見たことがあるかと思います。まさにこの理論が心理的理論である損失を許容できず
損切りはしない「利確は早くなる」。
スキャルピングでは機械的に取引できなければ命取りになります。
この心理的働きによってどうしても損切りを機械的にできる自信がないといった要因で、スキャルピングでは勝つのは難しいと判断しているトレーダーがいます。
どうしてもチキン利食いになってしまう方はIFO注文だけして放置の手法がお勧めです
FXスキャルピングしか勝てない【まとめ】
- FXスキャルピングしか勝てないトレーダーが多く存在する理由
- スキャルピングは短期間で結果が出るため、トレーダーに人気がある
- スキャルピングは保有時間が短いため、心理的負担が少ない
- 日本人の生活スタイルにスキャルピングが適している
- 1通貨ペアに絞ったテクニカル分析だけで取引できるのがスキャルピングのメリット
- 高い勝率と複利運用でスキャルピングは資金増加が速い
- スキャルピングではファンダメンタルズ分析の影響を受けにくい
- スキャルピングは頻繁にトレード機会があり、早く手法の有効性を検証できる
- スキャルピングでの自動売買は勝ち続けることが難しい
- スキャルピングでは取引手数料が嵩むことがネックとなる
- 高い集中力と判断力が必要で、疲労しやすいのがスキャルピングの特徴
- 短い時間足での取引では突発的な大きな取引に巻き込まれるリスクがある
- スキャルピングでは損失を許容できない心理的な問題が勝敗に影響する
- スキャルピングしか勝てないトレーダーは、ポジションを長く保有するのが苦手な場合が多い
- 理論上負けない手法はあるが、現実的に実行は難しい
- スキャルピングはインジケーターだけでの取引では限界がある
- 両建てによる自動売買は理論的には利益を出せるが、資金量が膨大で非現実的
- スキャルピングを行うためにはポジションの保有時間を短くし、リスクを最小限に抑える必要がある
- スキャルピングトレーダーはチャート画面から離れられない状況が多い
- スキャルピングは「勝てるルール」を持てれば資金効率は非常に高い